大雨による洪水は、ある日突然起こる災害のひとつです。
普段は問題なく通れている道や見慣れた場所でも、ひとたび水があふれると、避難が難しくなったり、思わぬ事故につながったりすることがあります。
被害を少しでも防ぐためには、洪水が起きる前に備えておくこと、そして危険が迫った時に落ち着いて行動することが大切です。
今回は、洪水に備えるために知っておきたい基本的な対策や、避難時の注意点についてご紹介します。
洪水への事前の備え
洪水は突然起こるからこそ、
起きる前の備えが大切です
洪水への備えで大切なのは、災害が起きてから慌てて動くのではなく、あらかじめ地域の危険性や避難の方法を知っておくことです。
事前に情報を確認しておくことで、いざという時に落ち着いて判断しやすくなります。
事前の備え❶
大雨の際には、気象庁から「注意報」「警報」「特別警報」などが発表されます。それぞれの意味を知っておくことで、危険度を正しく判断しやすくなります。
「注意報」=災害が起こる可能性がある状態です。
「警報」=災害が起こる可能性が高い状態です。
「特別警報」=大きな災害が起こる可能性が高い、非常に危険な状態です。
事前の備え❷
河川はどこが氾濫し、氾濫したらどれくらいの規模になるかハザードマップを確認しましょう。
あらゆる場面を想定し、どの避難所に行くべきかも頭に入れ、得た情報は家族や友人にもしっかり共有しましょう。
洪水が発生する予兆
小さな異変に気づくことが、
早めの避難につながります
洪水は突然起こるように見えても、その前にいくつかの異変が現れることがあります。
少しでも異常を感じたら、「まだ大丈夫」と思わず、早めに身の安全を確保することが大切です。
洪水発生前の予兆❶
河川が流れるスピードが急激に速くなる
洪水発生前の予兆❷
流木やゴミが多く流れてくる
洪水発生前の予兆❸
水が濁ってきている
安全に避難するために
避難は急ぐだけでなく、
安全を最優先に行動することが重要です
大雨の中では、見えにくい危険が周囲に多く潜んでいます。
徒歩での避難も、車での移動も、状況に応じて慎重に判断しましょう。
洪水発生時の行動❶
避難時の注意点❶
避難所には複数人で行く
避難時の注意点❷
マンホールや段差、側溝に注意する
避難時の注意点❸
膝まで水位が上昇している場合は行動しない
洪水発生時の行動❷
車の運転中に道路が冠水した時は水位によっては車から出て避難する必要も!
【水位について】
「〜10cm」問題なく運転はできる
「〜30cm」ブレーキが効かなくなるかもしれないので早めに安全な場所に移動する
「〜50cm」エンジンが停止し、ドアが開かなくなるかも
「50cm〜」車が浮き、完全に中に閉じ込められてしまうかも